学校で教わる勉強はなぜ必要?って子供に聞かれたらどう答えますか?

学校での勉強って、必要なんでしょうか。
そんな質問をお子さんにされる親御さんも多いと思います。
私自身も実際、学生の頃は「なんでこんなこと勉強しなきゃいけないんだろう~。ホントに将来、必要になることなのかな~。」って思いながら授業を受けてました。
でも、私も今となっては小学生3人の母です。子供にこんな質問をされた時、ちゃんと答えられるように。ぐるぐる思考を巡らせてみました。

 

勉強は必要。絶対にやるべき。

学校で学ぶ勉強って、必要なんでしょうか。

日常生活で使うこともなくて、どんなことを習ったのか5教科の内容ももう忘れてしまいました。学校で教わる勉強って本当に幅広いし、たっくさんありますよね。
なんちゃら方程式、古文、元素記号。
そんなん覚えられないよ!意味わからん!なんて、頭を抱えていた記憶がよみがえります。
こんなの勉強する意味あるの?っていつも思っていました。
でも、周りの大人たちもそうだし、自分も大人になってみると
「ちゃんと勉強しておけば良かったなぁー。」
って、まるで口裏合わせたようにみんな言いますよね。
そう。間違いなく、勉強はしっかりしておいた方がいいし、将来の役に立つものなんです。
では、なぜ勉強が必要なんでしょうか、考えられる理由は以下のとおり。

 

何で勉強は必要?

 

 

幅広く勉強すると将来の役に立つ

しっかり考える力がつくと将来の役に立つ

やりたくない勉強に立ち向かう力が将来の役に立つ

勉強できて、学歴高い方が将来の役に立つ

 

 

 

では、この4つについて、モグラばりに掘り下げて考えてみます。

 

幅広く勉強することが将来の役に立つ

  • 色んな科目を幅広く勉強することで、新しい気付きや、新しい楽しみに出会う可能性が広がる。
  • 幅広く勉強することで、知識の幅も広がる。

たとえば歴史。何百年も前に、誰がどんな改革をしたか、日本にどんな戦国武将がいて、どんな性格で、どんな考えでどんな戦いをしたなんて、今の私たちにはまったく関係のないことで、勉強する意味なんてないように思えますよね。

あかり
関ヶ原の戦いを知ったところで何の役にも立たないよ~。
でも、先人たちがそれぞれの世の中で、どんなことを考え、どんな行動をしたのか。
案外、役に立つこともあるものですよ。
農民出身で、身分の低かった豊臣秀吉が、織田信長に仕えてから大出世したのは有名な話です。
信長のわらじを懐に入れておいて暖め、足が冷えないよう気を遣うなど、機転のきくふるまいで信長の信用を得ました。
秀吉から学べることは、
あかり
家の中のボス的存在、ママのお手伝いを進んでしたり、マッサージしてあげたらママのご機嫌がよくなる…。そしたら、たくさん褒めてもらえて俺の地位も上がる。おやつもグレードアップするかも!?

というように、組織のボスに心を込めて尽くし、信用を得ること。そして、先を予測した行動をすることが出世の策といえるのではないでしょうか。
興味を持って調べてみると、歴史の中にたくさんのドラマが見えてきますよね。研究者さんたちは、本当によく調べたものだと思います。昔の文献とか、手がかりを探すのも大変な作業なんでしょうね、きっと。
歴史を学ぶことは、私たちの生活に直接関係のないことかもしれません。
でも、学ぶことの面白さに気づけたら、その分楽しみが増えるというか、人生が豊かになります。

tomato
歴史にハマる歴女とか。城巡りとか。先人ゆかりの地をめぐるのを楽しんでる人もたくさんいるよね~。
歴史だけに言えることではありません。
社会全般のこと、それから国語も算数も理科も。
考古学・数学・科学など、その道を極める研究者になるとまではいかなくても、どれが自分に響くのか、面白いと思えるのかわかりません。自分の人生を豊かにしてくれるものを、探すための道はどこにあるのか、自分で見つけるしかありません。
いろんなことを幅広く学べるということは、その道へ続くドアがたくさん用意されているということではないでしょうか。
それって、実はとってもラッキーなこと。
全然意味のないようなことでも、勉強して、知らなかったことを知る。ということは本当はとっても楽しいことです。それに、知識が増えると話題の種も広がりますよね。

ママからお手伝いをお願いするときに、

tomato
秀吉はね~、信長のわらじをあっためて、そうやって上の人の役に立つことを自分で考えて、先回りして行動したから天下をとるまでに出世したんだよー。

なんて例え話できたりしますよね(笑)。

 

しっかり考える力がつくと将来の役に立つ

分からない問題でも、諦めないで考える。
色んな人に教えてもらったり、頭をあれこれひねって考える。そんな経験を積むことは間違いなく将来にも役に立つことです。

私は高校生の頃、数学が苦手でした。
ひたすら勉強頑張ってたガリ勉時代の中学生までは、理解できてたはずなんですけど、どの方程式をどの計算で使うのかまったく分からなくて、数字やら記号やらがただの模様にしか見えませんでした。
「この式を解きなさい」と言われても、「は?」という感じで、ちんぷんかんぷん。どこをどうしていいのやらまったく解りませんでした。
そもそも、頑張って勉強することを辞めてしまっていたんです。
中学校まではなんとか頑張ってたので、先生に聞くなり、解る友達に教えてもらったりしていれば理解できたかもしれませんが、そういうことすらしませんでした。
教科書を開くことすら諦めてしまっていたんです。
「わからない」というのは、苦しいことです。
嫌いな授業の時間は、まるで異国語だらけで文化も違う、知らない世界にひとりで放り込まれたような気分でした。
でも、もしそこで「理解できるよう、頑張ってみよう」と努力していたら、違ったと思うんです。
人々の表情やしぐさを見て、「もしかしてこんなこと言ってるのかな?」と予測がつくようになり、「へー。あんな風習があるんだ!」「私の世界にはあんな服装はないけど、このデザインや色使いが生まれた理由があって、やっぱり、この世界にはこの服装がぴったりなんだ!」と気づくこともたくさんあるでしょう。
そしたら、その世界の人たちとも、怖がらず話すことが出来るようになってきます。
「わかった!」「そうだったのか!」という経験は、とっても楽しいものです。
TVの脳トレやクイズ番組で、いち早く正解が分かったり、答えを聞いて「スッキリ!」した感覚と同じような感覚ですね。
大人になって、働き始めたときに、教えられた仕事がちょっと難しいと「できません。」「わたしには無理です」と最初から諦めてしまうようでは、そこで働くことはできませんよね。
考える力を養う。生きていく上でとっても大切なことです。あるとないとは大違いですよね。
私も高校生の時、あと一歩、頑張ってみようって足を踏み出していたら。違っていたかもしれません。「数学意味わからんと思ってたけど、わかった!」という経験ができたかもしれません。もったいないことしたなぁって思います。

 

やりたくない勉強に立ち向かう力が将来の役に立つ

勉強って苦しいし大変ですよね。
勉強が楽しい、好きっていう人ならいいけれど、当然そんな人ばっかりじゃないし、興味が向かないことをひたすら頭に入れるのは大変です。
でも、テストでいい点取りたいから。行きたい学校があるから。人生を楽しく生きたいから。
そんな苦しいことにも立ち向かう姿勢は、間違いなく将来の役に立ちます。
なんでも、「やりたくない」「気が向かない」「好きなことや楽しいことだけやりたい」その考え方はそれで結構です。
でも実際、自分の好きなことをするには、ほぼ100%の確率で時間とお金、そして環境が必要です。あ、あと健康でいることも大切ですね。
うちの長女は絵を描くことが好きですが、当たり前ですが、時間がなければ絵を描くことはできません。
また、紙やペンなど、絵を描く道具を手に入れるには、お金が必要ですよね。
地面に木の枝で絵を描いてるだけでも私は幸せなんだ!と思えるならそれはそれでいいかもしれませんけど、長女は違います。漫画家になりたいって言ってるので、コピックとか、交換出来るペン先とか、そのようないろんな画材にも興味があります。また、好きな漫画や動画、アニメも見たいですよね。そしたらやっぱりお金は絶対に必要です。
次に環境です。絵を描いていいよっていう環境が必要ですよね。
これはうちの場合ですが、ちゃんと翌日学校に行く用意と宿題、ご飯とお風呂を済ませてからお絵描きしなさいって言ってます。
つまり、やらなきゃいけないことを済ませないと絵を描く環境が整わないということです。
「楽しいこと、好きなことだけやりたい」そう考えるのは大いに結構だけど、そこまでたどり着くには、やりたくないことや苦しいことも乗り越えていかなければいけません。
また、主人が愛読している「はじめの一歩」という漫画に、こんな台詞がありました。主人公一歩の台詞です。

「好きなことだけをするということと、楽しいことばかりするということは、イコールではないんだよ」

引用:はじめの一歩
うーん。その通り。深く深く頷いてしまいました。
好きなことを突き詰めていく途中でも、必ずどこかで壁にぶち当たります。
うまくいかないジレンマ、悩み、続けていくことの難しさ。
嫌いな勉強にも立ち向かう力があれば、そんなことくらい平気で乗り越えていけるのではないでしょうか。
「わかんなーい!」と投げ出さないで、まずは立ち向かう姿勢を育てたいなと思います。

お子さんが、楽しく勉強できるヒントを集めた記事も書いてますので、合わせて読んでみてくださいね。

遊びながらの勉強は楽しい!小学生が楽しく学べる方法

 

勉強できて、学歴高い方が将来の役に立つ

勉強が出来て何の役にたつの?働きだしたら勉強なんて必要ないじゃん。早く学校辞めて働きたい。なんて、高校生の頃の私もそう思ってました。
確かに、因数分解とか連立方程式とか、仕事でも日常生活でも使ったことがないし、必要ないといえば必要ありません。
けれど、そういった勉強が出来ると、いわゆるレベルの高い学校へ進む道が開けます。
レベルの高い学校では、さらに今までレベルの高い勉強をすることになります。
私の学歴は、農業とか食品流通とかを学ぶ県立高校卒業まで。高校では専門科目ばっかりで、5教科、特に英語なんかは「これ、中1で習ったよね…」ということを3年間かけてまた習いました。普通科の高校に進んだ友達と教科書を比べたら、その内容の差は一目瞭然でした。

tomato
うわー!なんだこれ!全然分かんない!世界が違うよ!
当然、高卒と大卒を比べたら、就ける職業も限られてくるし、お給料も違ってきますよね。
レベルの高い学校に進めば、管理職、技術職などそれなりの職に就ける可能性が広がります。
将来やりたいことが明確で、「絶対にこの仕事をするんだ!」という目的があって、その仕事に学歴が必要なければそれはそれでいいでしょう。
でもやっぱり、勉強ができた方が将来の可能性はそれだけ広がります。
目の前に与えられた課題としっかり向き合うこと。学生のうちは勉強ですよね。それでもやりたくないのであれば、他の道を探すしかないのではないでしょうか。
有名なエジソンは、学校の先生に「君は愚か者だ」と言われて愛想をつかされ、学校には行かずにそれはそれは一生懸命勉強をして発明王と呼ばれるまでになりました。
エジソンほどの情熱と努力がなければ、自分ひとりで道を切り開くのはとっても難しいことです。
私も、食品関係の道を極めればよかったかもしれませんが、ただただバイトの延長みたいな仕事ばかりをしてきて、当然お給料はそんなによくありません。もらったお給料内での生活しかできませんよね。
学生の時勉強を頑張っていたら、他の道も拓けていたかなぁと思います。
勉強が出来なくて損をすることはあるけど、勉強が出来て損をすることってそんなにないです。あえていえば「ガリ勉?」って言われたり、妬まれたり疎まれたりすることでしょうか。
でもそんなの関係ありませんよね。
一生懸命頑張っている人をバカにするなんておかしな話です。

 

まとめ

学校で教わる5教科の勉強はなぜ必要なの?なんで勉強しなくちゃいけないの?って子供に聞かれたら、私はこう答えるつもりです。

  • 幅広く勉強すると将来の役に立つから
  • しっかり考える力がつくと将来の役に立つから
  • やりたくない勉強に立ち向かう力が将来の役に立つから
  • 勉強できて、学歴高い方が将来の役に立つから

でも、これだけじゃ「は?なんで?」って言われそうなので、もうちょっと噛み砕いて話します。まだ子供たち小学生なので。

勉強したら、楽しく生きられるからだよ。
知らないことを知るのってとっても楽しいこと。そんな、知らなかったことと出会うためにたくさんの教科書があるんだよ。
あなたが勉強して、「面白い!」「もっと知りたい!」と思えることとの出会いが、どこであるか分からない。だから今はちゃんと勉強してね。絶対にあなたの役に立つから。」

でも一生懸命頑張っても報われないことってありますよね。それに、私の娘たちなら絵とか、息子ならスポーツとか、これを頑張りたい!これに力を注ぎたい!って、夢中になれるのが見つかったら、勉強はそこそこにしてもいいのかなぁって思います。まぁ、ほどほどに頑張ってね。みたいに。

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