小学生って宿題にこんな時間がかかるの?子どものタイプ別対策とは

たった1枚のプリントに何十分も何時間もかかってしまう…、そんな経験ありませんか?

うちの子供たちも、なかなか宿題を早く終わらせられなくて苦労しました。見てるこちらも、イライラしてしまうんですよね。

今回は、宿題を早く終わらせるコツを調べてみました。子どものタイプに合わせた方法で、意外と楽~に、宿題が出来るようになるかもしれませんよ。

 

子どものタイプ別:宿題を早く終わらせるコツ

我が家には3人の小学生が居りますが、ひとこと声をかけるだけで宿題をさっと終わらせる子、放っておくといつまで経ってもやらない子、様々。

tomato
きょうだいでもこんなに違うんだよね~。

「良い」と言われているやり方でも、その子に合っていなければ意味がありません。子どものタイプ、個性に合わせた方法の必要性を感じますよね。まずは、どうして宿題に時間がかかってしまうのか、子どもをじっくり観察してみましょう。

気が散って集中出来ない子には?

我が家の末っ子、長男。

太陽(小2)
宿題やってから、遊びに行くぞ!

といざ、気合いを入れてノートを広げても、録画しておいたアニメが気になったり、ちょっと油断すると図書室から借りてきた本を足元に広げて盗み見したり。

宿題がなかなか先へ進みません。

身の回りの誘惑に気を取られてしまうんですね。

こんな子には、まず、宿題に集中できる環境作りに努めましょう。

テーブルや机の上に物が溢れていると、そちらに気を取られてしまいます。宿題に必要なもの以外は置かないようにしましょう。

tomato
うっかり、TVのリモコンとか読みかけの雑誌とかリビングのテーブルに置きっぱなしにしちゃうから、気をつけなくちゃ。

子ども部屋や勉強机など、ひとりで宿題をするのではなく、お家の方の目が届くところでの「リビング学習」が一般的になってきましたね。我が家もこのリビング学習です。

学力が高いと言われている宮城県の小学生は7割の子が、宿題などの家庭学習を、学習机ではなく食卓でしているというデータがあるそうです。

家族の目が届くところで宿題をする方が、落ち着いて集中でき、はかどるんですね。

子どもも安心しますし、こちらも宿題の進み具合を見ながら声をかけられます。分からないところがあったらすぐに聞けるのもいいですよね。

ただし、リビングにはTVなどの誘惑もあります。それに、お母さんがスマホをいじっていたりすると気になってしまいますよね。

うちは、ちょうど洗濯物を畳んだり、食事の支度をする時間帯です。

TVにはお休みの時間、という意味で布をかぶせて、「お母さんは家事」「僕は宿題」それぞれの仕事をしながら一緒に居る。

この状態が、長男には安心して宿題に集中できるようです。

とはいえ、「自分ばっかり勉強して不公平だ!!」なんてへそを曲げる子もいます。うちの長女がそうでした。長男も機嫌が悪いと、こういうことを言い出します。

お家の人にはお家の人の仕事がある。なんて理屈は通用しません。

こんな場合は、子どもの宿題の時間には、お家の人も本を読んだり、大人用の学習テキストをやってみたり、腰を据えて「一緒に勉強タイム」にしてみてはいかがでしょうか。

仕事や家事に追われて、そんな余裕なんて無い!と思うかもしれません。

だけど、いつまで経っても終わらない宿題にイライラするよりは、子どもが安心して宿題ができるなら、そちらの方がずっと効率が良いと思います。まずは10分から20分、試してみてはいかがでしょうか。

また、勉強をすることで、新しい発見があるかもしれませんよ。漢字や計算でなくても、仕事をしているなら仕事に関係することや、料理や収納、掃除にまつわるテキストでもいいかと思います。試してみてくださいね。

集中力が続かない。そんな子には?

最初は頑張ってもすぐに手が止まったり、集中力が途切れてしまう。うちの長男ももちろんですが、特に、低学年のお子さんに多いですよね。

こんな子には、タイマーがおすすめです。

100均で売っているようなキッチンタイマーでもOK。

「何分で終わらせよう」と目標を決めて、宿題をスタートさせるんです。

大人でもそうですが、制限時間があった方が集中できますよね。

tomato
◯時に子どものお迎えに行かなきゃいけないから…◯時までにお皿洗いしとかなきゃ!

この時間までに、と思うとさっと終わらせられるものです。

ただし、大人が時間を決めるのではなく

tomato
この漢字1ページ、何分でできそう?
太陽(小2)
うーん、5分かな!

と、子どもに決めてもらいます。

自分で目標を設定する。ということが大切。

小学校でも、タイマーを活用していて、授業参観に行くと、必ず子どもたちが問題を解くところで先生がタイマーを出しています。

先生:「ここからここまで、何分にする?」

児童:「10分!」

先生:「えー!10分は長いよ!じゃあ8分ね!」

なんて言うこともありますが(笑)

よーい、スタート!!で始めて、制限時間内に終わることができたら、思いっきり褒めてあげましょう。

tomato
すごい!5分以内に終わったじゃん!!

褒めて認めることで、「できた!」と実感できて、自信に繋がります。どんどんやる気も出てきます。

間に合わなくても、「ダメじゃん!!」とか否定したり叱ったりせず、「惜しかったね!じゃああと◯分ね!」と次の目標を決めて励ましてあげましょう。

ちなみに、時間をはかるのは宿題全部で、ではなく、細かく区切ってテンポ良く進めていくのをおすすめします。そこらへんはお子さんに合わせて、1ページではなく1行から始めてもいいかもしれません。

長男は、こうしてタイマーを使って目標時間を設定することで、スムーズに宿題を済ませることが出来ました。

やる意味が分からない!そもそも宿題やりたくない子には?

あかり(小6)
学校でも5時間から6時間勉強してきてるのに、なんで家でも宿題やらなきゃいけないの。

宿題やる意味が分かんない。

うちの長女がこのタイプでした。

だから、宿題は苦行でしかない。やれば出来るのに、計算のプリントを前にして、解けるはずの問題にいつまで経っても手をつけない。

どうにかしてやらないという道へ逃げようと、思い付く限りの屁理屈を並べて

あかり(小6)
ぜんぜん分かんない!!
あかり(小6)
お母さん代わりにやってよ!!

そんなことばかり言っていました。

私としては

tomato
同じくり上がりの計算テストで、100点取ってたんだから、できるはずでしょ!
tomato
さっと取りかかったら終わるのに、なんでやらないの!

と、毎回イライラ。

決められた提出物を期限までに出す。

これが出来ない子になってはいけないと、意固地になっていました。

「学校で習ったことをしっかり身につけるために、繰り返し勉強することが大切だから、先生が宿題を出しているんだよ。」

やはり、人間って聞いたことや学んだことは1回じゃ覚えられません。2回、3回と繰り返し聞いたり、自分で書いて確かめることで身に付いていくものですよね。

「先生は、あかりができる量を出しているんだよ。」

先生や学校の方針にもよりますが、クリアできる課題を与えて、「できた!」「できる!」という自信と意欲をつけるのが大事と考えてる先生が多いように感じます。

「大人になったら、このお仕事をこの日までしてくださいって言われるんだよ。宿題が出来なかったら大人になって困るよ。」

大人になると、勉強しときゃ良かったな~。と感じることが結構あります。子供の時はなかなか分かんないものですけどね。

と、言葉で切々と説明しても、長女にはまったく伝わりませんでした。

あかり(小6)
だって学校で勉強してるし…
あかり(小6)
大人になって、しなきゃいけなかったらやるし。

という感じです。

必要がないと思ってるから、宿題をしていないからといって学校で恥ずかしい思いをすることもありません。

こういう子には、宿題のハードルを下げることが必要になります。

知り合いの男の子は、やはり宿題をすることに抵抗があり、特に高学年になってからの「自主学習ノート」、通称「自学ノート」がネックでした。

自学ノートと言えば、苦手なところの復習や、もしくは得意なこと。など自分でやることを決めて、毎日1ページ以上行う。というのがルールでした。

他の子達が漢字の書き取りや計算問題をしてくる中、この男の子は好きな絵を描いたり、「クラスのみんなの将来の姿」などと空想を膨らませて絵日記のようにストーリーを作っていたそうです。

担任の先生にも、了承と理解を得ていました。

時には、クラスのみんなに披露して褒めてくださっていたそうです。

男の子のノートを少し見せてもらったことがありますが、「◯◯ちゃんは、教えるのが上手だから学校の先生になってる」「僕は発明家になって、こんな新しい道具を作ってる」と、とても面白い内容でした。

そして、こんな風に好きなことや得意なことをのびのびと表現して、それを親や先生が認めてくれてる。

そのことが目から鱗だったし、感動さえしました。

他の学校のお友達の話だと、野球好きな子は野球の新聞記事を切り抜いて張り付け、大事だと感じたところを書き写したり、感想を添えたものを提出したそうです。

自分の興味のあることを調べる。これも自主学習になりますね。

また、ある子は、スポーツテストの前に、良い成績を出したいと思い、どうしたらボールを遠くまで投げられるのか。それを考えてコツを文章や絵にまとめてきたそうです。

実際にボール投げの練習をするのもアリですが、こうやって研究してレポートにまとめるというのも面白いなと感じました。

興味があること、好きなことを勉強させる。

低学年のお子さんだと、自分で学習をマネジメントする自学ノートという宿題は出ないので、「宿題終わったらお楽しみ」のご褒美制にするといいかもしれません。

宿題をしたらゲームや漫画。

表を作って、宿題をしたらシールを貼り、20枚貼れたら大好きなおやつのリクエストに答える。などポイント制にして実際にプチご褒美を用意するというのも面白そうですね。

もちろん、与えられた課題をきちんとこなす。

ということも必要でしょう。

そのために、早く終わらせてしまわないといけない。と私も思い込んでいました。

でも、学校から帰ってきたらすぐ宿題をするように言い続けてたのを、思いきって辞めたのが長女にとっては良かったように思います。

学校から帰ったら、まずは大好きなお絵描きや工作に没頭しています。

放課後に遊びに行く児童館の先生が、「宿題を持ってきてもいいよ」「お友達と一緒にやろうよ」と言ってくれることもありました。

でも、持って行っても終わらせられないことが多々ありました。

また、「朝の方が集中できる」というのをTVか何かで見て、

あかり(小6)
早起きして朝に宿題やる!

と宣言したこともありました。結局、起きられなくて間に合わず泣きながら登校することもありました。

そんなことを繰り返しているうちに、自分に合ったペースを掴んできたように思います。

6年生になった今は、思う存分絵を描いたあと、夜のお風呂のあとに、次女と一緒に半分宿題をして、残り半分を朝にやる。というのがお決まりのパターンになっています。

もちろん、時々様子を見たり声をかけたりすることは必要です。

tomato
すっごーい!!この絵、こんな細かいところまで描けてるね!
tomato
宿題、分かった?
tomato
ちょっと見せて~。丁寧に書けてるじゃん。サインするよ!

と、なるべく褒めたり、励まし言葉をかけるよう気を遣っています(笑)

 

お母さんも、肩の力を抜いて


宿題は、やらなくちゃいけないもの。大多数の人がそう考えていると思います。

だから、中々終わらせられないと、イライラしちゃいますよね。

 

どうして宿題しなきゃいけないの?

・復習のため

・与えられた課題をクリアする力を身に付けるため

・学習の習慣を身に付けるため

 

宿題の必要性といえば、こんなところでしょうか。

けれど、こういったことを切々と唱えたところで、子どもには伝わりません。わかる子にはわかるでしょうけど、うちの子は違います。

唯一、次女は言わなくても宿題をやる子ですが、単純に

ひかり(小4)
やらないと恥ずかしい!
ひかり(小4)
注意される!

という認識のようです。まぁ、宿題をやりたくてする、という子の方が少ないですよね。

宿題をチェックする立場としては、

tomato
ちゃんとさせなくちゃ…

と力が入ってしまいがちですが、

子どもをよく見て、子どものペースに合わせて、ちょっと頑張ったら、褒める。そして、自信をつけてあげることが大切です。

たまには、手伝ってあげる。くらいでもいいのかもしれません。

知り合いのお母さんは、どんなにあの手この手で頑張っても、宿題が出来なかったとき

「これだけやったけど無理でした。申し訳ありません」と連絡帳に書いたそうです。

すると、お子さんも宿題をするようになったとか。面白い手だなーと思いましたが、困ったら担任の先生にヘルプを出したり相談することも必要ですよね。

 

小学生って、みんなどれくらい宿題に時間をかけてるの?

太陽(小2)
ちゃんと宿題やってるじゃーん。なんでそんなに早く早くっていうのさ。
tomato
さっきから気が散ってばかりで全然進んでないよ!

子どもからしたら、「ちゃんとやってる」なんて声も出ることもあります。

では、小学生の皆さんは、宿題にどのくらい時間がかかるのでしょうか。どれくらいの時間なら、OKと思ってよいのでしょうか。

もちろんその子の能力や宿題の質・量にもよりますが、目安として調べてみました。すると、小学生は宿題に平均30分~40分かかるというデータがありました。

参考:ベネッセ総合教育研究所

tomato
確かに。10分~15分くらいなら、良くできたね!

で、1時間だと長いって思う。

やっぱり30分で終わらせられるくらいがちょうどいいかな。

 

まとめ


大人からしたら、たったこれだけの宿題にこんなに時間をかけて…とイライラすることもありますよね。

でも、子どもにとっては宿題というのは大きな試練です。

どうして時間がかかってしまうのか、子どもの様子をよく見て、適切なサポートができるといいですよね。

親子共に、「やった!」「できた!」という経験を重ねていけるといいなと思います。

今回は、子どものタイプ別に宿題を早く終わらせるためのコツをお話しました。

  • 集中出来ない子には…環境を整える。宿題をする机やテーブルは整理整頓しておく。気が散るものを置かない。お家の人が声かけできるところで宿題をする。大人も一緒に仕事・勉強をする。
  • 集中力が続かない子には…タイマーを使う。
  • 宿題をする必要を感じない子には…宿題のハードルを下げる。

どの子にも共通して言えるのは、頑張りを見て、褒めてあげることが必要だということです。

親子で一緒に、宿題という試練を乗り越えていけるといいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です