漢字が覚えられるノートの作り方いろいろ

小学校に入ってからずっと続く漢字学習。あなたのお子さんは漢字が好きですか?それとも、苦手ですか?

好き嫌いに関わらず、漢字の学習は小学校のうちは毎日のように行われるもの。どうせやらなければならないのなら、親子ともども楽しく効率的にこなしたいですよね。

今回は、漢字練習に欠かせない様々なノートの作り方を紹介していきます。

 

いろいろある漢字の練習ノートの作り方

漢字練習に繰り返しは欠かせませんが、ただノートにたくさん漢字を書けば覚えられるというものでもありません。

漢字ノートの作り方は小学校でも紹介されますが、そのやり方が合っていなかったり、合っていても実際に身に付いたかわからないこともあると思います。漢字の練習方法が合っていなかったばかりに、漢字に苦手意識を持ってしまっては勿体ない!

漢字ノート作りにもいろいろなやり方があります。

tomato
お子さんに合っていそうなやり方はどれかな?と考えながら、読んでみてください。

練習→小テスト→まとめテスト

まずお手本を見ながら、ノートにゆっくり2回書いていきます。

tomato
この時、形は合っているか、書き順は合っているかを確認しながら練習するようにします。

覚えられたら、お手本を見ずに練習していきます。

お手本無しで書いてみて、漢字を間違えていたり、覚えたかどうか自信がない場合は、

あかり(小6)
また初めに戻って、お手本を見ながら練習あるのみ!

ある程度の数を覚えられたら、小テストをします。漢字の数や頻度は、お子さんの年齢や習得レベルにも寄りますが、だいたい10個覚えた後、または週1回など気軽にできる量にしましょう

そして、月に1回くらいの頻度で、もっと広範囲をカバーしたまとめテストをします。

テストの出し方ですが、漢字の読み仮名をひらがなで書いて出していきます。問題は教科書準拠の漢字ドリルや市販の問題集などを、学習の目的に応じて参考にするといいと思います。

主に学校の漢字テスト対策が目的なら教科書準拠の漢字ドリル、受験や漢字検定などもっと大きなテストを目標にしているのであれば、それぞれに合った問題集から出すといいでしょう。

お手本無しで書いてみてから見直し、小テストやまとめテストで漢字を覚えたかどうかを確認しながら覚えるまで練習を繰り返すプロセスは、漢字習得をより確実なものにします。

唱えて覚える下村式漢字練習ノート

下村式は「唱えて覚える」漢字練習法として知られています。書き順を唱えながら読んだり、漢字の由来なども記載されているので、特に初めて漢字を勉強する子供には良いとされています。

マスが大きく書きやすいのも長所ですが、例文や練習数が少ないという短所もあります。それを補うために、別に復習用のノートを併用するといいようです。

やり方としては、まず下村式漢字練習ノートを購入して、そこに直接練習します。その後、復習用のノートに、練習した漢字の読み仮名だけ書いた後に漢字を書き込んでいきます。

もう少しレベルアップを図りたい時は、その漢字を含む熟語を書き出して練習していきます。この時、練習した漢字の部分は読み仮名だけ書き、熟語に含まれる他の漢字はそのまま書きます。

自分の子供と漢字練習をしていて思うことですが、書き順がきちんとしていると、字が綺麗に書けるようになるし、複雑な漢字は他の漢字の組み合わせということもあるので覚えやすくなります

それに、習ってしばらくしてから書き順を直すと、今までの間違った書き順が出てこなくなるまで時間も労力もかかります。1年生のうちにできるだけ書き順の基礎を身につけておくことは、今後の漢字学習をスムーズにできる要素の一つなのではとtomatoは実感しています。

熟語を使った漢字練習ノート

漢字がひらがなと違う点は、漢字は表意文字だということです。

あかり(小6)
ひらがなやアルファベットのように文字を見ただけで音がわかるものを表音文字、漢字のように文字を見ただけで意味がわかるものを表意文字といいます。

熟語を取り入れて練習する意味があるのは、漢字が表意文字だからです。意味がわかれば、同じ音の漢字で迷った時に正しい方を選べる確率が高くなります

それでは、やり方を説明します。

まず、新しく学習する漢字1文字を、その文字が覚えなければならない漢字であることがわかるよう、ノートに大きく書き出します。他の漢字が1マス四方につき1個であるなら、メインの漢字は2~3マス四方に1つで書くと見やすいと思います。

その後、5~10個の熟語を書き出します。熟語を知っていればそのまま書き出せばいいですし、知らなければ漢字字典で調べるといいでしょう。

こうすることで、語彙力も増える上に、以前に習った漢字の復習にもなります。

漢字練習そのものが難しいお子さんに

ノート作り以前に、お手本を見ながら丁寧に字を書くこと自体難しい子供もいると思います。

見たことがない文字を真似して正確に書くには、相当な集中力を必要とします。発達障害が無くとも、まだ学校に入ったばかりの小学校低学年だと、繰り返しの練習に飽きてしまうこともあるでしょう。

お手本を見ながら漢字全部を書くのが難しい場合は、やり方を変えたり、シンプルにする必要があります。

読み書きが困難な児童に学習支援をしているスマイル・プラネットでは、子供のいろいろなタイプの認知特性に合わせた漢字練習プリントを配布しています。

見たものから学びやすい子、聞いたものから学びやすい子、繰り返しがなく簡潔に学んだ方がいい子など様々なタイプの子供がいます。その子の特性に合わせたプリントでありながら、光村図書と東京出版の教科書に準拠しています。

その子供の得意な学習法が見つかれば、自信を持って学び続けることができます。通常の漢字練習より少し回り道になりますが、「千里の道も一歩から」ですので、とりあえず習慣にできるのを目標にやってみましょう!

 

まとめ

  • お手本を見て練習してから、お手本無しでスムーズに書けるまで練習する。週1や月1の間隔でテストによる確認をして、漢字の学びを強化する。
  • 書き順を簡単に覚えるには、唱えるやり方も有効。書き順を正しくすると、文字も整いやすく、複雑な漢字を学ぶようになっても覚えやすい。
  • 漢字練習そのものが難しい場合、その子の得意な覚え方に合った練習法で漢字練習ができるようになるよう促す。

 

漢字学習に役立つノート作りをいくつか紹介しましたが、お子さんに合いそうな練習法を探す際の参考になれば幸いです。

特に小学生までの漢字は日常生活でもよく使うので、できるだけ多く知っておきたいところ。必要だから練習するというのもありますが、私は漢字を知っていることはとても幸運なことだと思っています。

話は逸れますが、現代の表意文字は世界中の言語の中でも漢字だけです。見ただけで意味がわかるおかげで、なんとなく中国語で書かれている意味が想像できるっていう経験はありませんか?ヨーロッパ言語の地域でも、見た目が美しく少ない文字数で意味を表せる漢字は、タトゥーなどのファッションやエスニック調のインテリアにも人気です。

漢字は素敵なもの、知っているといいことがあると思うと学ぶのも楽しくなりませんか?お子さんと漢字練習をしながら、ご両親も改めて漢字の良さを見直すのもいいかもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です